切迫早産 入院記録(31週)

妊娠31週、切迫早産との診断を受け入院。
あまりに突然のことで落ち込みましたが、
入院中いろいろな方のブログで体験談や情報を知ることができ、とても心強かった。
簡単な日記もつけていたことだし、私も記録として残してみようと思います。


=6月29日(31W0D)=
18時から自宅近くのホールで交響楽団の演奏会があり、
胎教にもよさそうと思い聴きにいく。
気持ちよく聴いていたものの、幕間にトイレに行くと生理の時くらいの出血。
念のためタクシーに乗って家に帰り、病院に電話。
状況を話すと、そのまま入院になるかもしれないので入院準備をしてきてください、とのこと。
実家の父親に迎えにきてもらい病院へ。

内診とNSTで張り具合を確認。
自覚はあまりなかったものの、かなり張りが頻回。
「切迫早産」との診断を受け、このまま入院と言われる。

この日から、24時間の点滴、トイレと洗面以外は病室内の安静。
食事はベッドの上で取り、そのとき以外は横になっていないといけない、という毎日が続く。

赤ちゃんも頑張ってるんだし、私も頑張らないと!と思う。

*リトドリン2A 20ml/h の点滴を開始。


=6月30日(31W1D)=
要注意患者ということで、私の部屋はナースステーションすぐ裏の4人部屋。
切迫早産の先輩が2人いたが、その2人が窓側のベッドだったため私は壁側。
一日中ベッドカーテンに囲まれ、天井とカーテンの絵柄とTVを見るのみで気分が沈む。

11時の回診のとき、先生に
「今回のことはあなたのせいではない。
 みんなと同じ生活をしてたけど、たまたまこうなっただけ。
 これからのあなたの仕事は、食べて寝てTV見ること!」
と言われて、少し楽になった。

*リトドリン2A 20ml/h →30ml/h


=7月2日(31W3D)=
再び少量出血。張りも多い。

切迫早産の先輩のうち1人が卒業したため(36週になったので)、
窓側のベッドに移動。
窓からは緑一面のたんぼが見えて、だいぶ気分もよくなる。

*リトドリン2A 30ml/h →40ml/h
 夕方さらに濃度を上げ、4A 20ml/hに。
 夜さらに張りが強くなったため、maxの 4A 30ml/hとなり、
 マグセントという点滴も追加。10ml/h

※リトドリンは子宮収縮抑制剤、マグセントは全身の筋力を低下させる怖いもの。


=7月3日(31W4D)=
リトドリンの副作用は、動悸がするくらいだったが、
マグセントを追加してから、全身に力が入らず身体が重く感じる。
手も震え、火照るのでアイスノンは必須。

*マグセント 10ml/h →11ml/h


=7月4日(31W5D)=
11:30 診察。赤ちゃんは1793gに。
私は痩せていってるけど、赤ちゃんは着実に大きくなってる!

診察したところ、羊水の量も問題ないので破水はしてなさそうだが、
張りが続いてるので退院はできないとのこと。
この日シャワー許可が初めておりる。(通常はホットタオルで身体ふき)

入院してから、1日1800kcalのお食事。
点滴で食欲低下しているところに、薄味の食べ物というのがとてもきつく
半分くらいしか食べられない。
今食べたいもの→スイカ、桃、普通の味付けの素麺


=7月5日(31W6D)=
副作用のうち、手のしびれはなくなり、
他の症状も慣れてきたのかあまり感じなくなった。